知人から「複数人から予約を受け付けれて一元管理できるモノを何か作れないか？」と話をもらい
簡単な予約管理システムを作成する事になりましたので、備忘録代わりに記事のネタにすることにしました。
まずはタイトルにもある「GAS」ってなに？から簡単にお話したいと思います。
Google Apps Scriptは、Googleが提供するサーバーサイド・スクリプト環境です。
Google Apps Scriptの頭文字をとってGASと省略されます。
この辺りは詳しく話すと細かいので気になる方は「GASとは」とかで検索してみてください。
GASを使おうと思った理由は大きく３つあります
①Googleアカウントがあれば誰でも無料で開始できる
②開発環境のインストール（準備）がいらない
③Googleの他のアプリケーション(ドキュメント、カレンダー、Gmail等)との連携が簡単
特に予約用のメールや記録用のカレンダーとの連携が必須なので③が非常に魅力でした。
必要な機能は大きく３つあり、それぞれ次のサービスを利用することにしました。
・予約用のページの作成→「Googleフォーム」
・予約時の確認メールの自動返信,、予約を知らせるメール→「Googleスプレッドシート」
・予約者の一覧が確認できるモノ→「Googleカレンダー」
以上の機能をスプレッドシートのマクロ（言語としてGASを使用）で自動化していきます。
作成した予約用のフォーム
予約管理用のスプレッドシート
機能の動きとしては
お客さんが予約フォームに必要事項を入力し送信
↓
スプレッドシートの該当セルにフォームから受け取った情報が入力される。
↓
スプレッドシートで作成したマクロが指定のGoogleカレンダーに情報を入力
↓
予約の内容を管理者のメールに送信・お客様に予約確認のメールの自動返信
最初はメールの自動返信が来なかったりカレンダーに正常に反映されなかったりと苦戦しました、、
何とか仕事の合間に作り2か月程度で完成し知人に引き渡し使って貰えているようで一安心です。
開発用の環境も必要なくGoogleの提供するサービスとの連携もしやすいという利点で作成に至りましたがGoogle以外のシステムとも連携でき色々応用できると思うので機会があれば弄ってみようかなと思います。
また何かあれば備忘録として記事にしていこうと思うので、興味があれば覗きに来てみてください。