昨今SNSの普及が目覚ましく誰でも気軽に情報を発信できる世の中になってきている半面でちょっとしたことから個人情報や会社の機密が漏れてしまうケースも珍しくありません。
本人が意図しないところでも情報が漏れてしまえば責任を問われてしまうので情報管理への意識を見つめ直す必要があるかもしれません。
●情報漏洩とは
「情報漏洩」とは、企業や組織が守るべき情報が外部に漏れてしまう事態を指します。
一口に情報漏洩とまとめていますが原因としては大きく分けると2種類にあります。
意図的なモノかそうでないかです、意図的なものでいうと内部の人間の悪意ある意図的なものと外部からの攻撃によるものがあります。
意図的でないものは人為的はシステムなどの操作ミスや障害や不具合によるものです。
情報漏洩の中でも漏洩しやすい情報には企業の運営上秘匿にするべき「機密情報」、住所など個人の特定を行える「個人情報」、主に法人などの場合を指す「顧客情報」などがあります。
●情報漏洩の対策とは
情報漏洩を防ぐためにルールを決める中で個人の意識で対策できるモノと企業レベルで行う必要のあるものがあります、それぞれ代表的なものを少し上げてみましょう。
・個人でできること
ダブルチェック、私的利用を行わない、パスワードは複雑なものを設定する。など費用をかける必要のないことでも十分対策は可能です。
・組織で行うこと
セキュリティソフトの導入、情報教育を徹底する、セキュリティ強化の機器・人員を確保する。
これらはどれも時間・費用が掛かる対策になるため個人レベルでは難しいため企業がガイドラインなどを作成し十分なリソースを確保して実施することが求められます。
ボタン一つで様々な情報がインターネットに出せる世の中で便利な反面、より一層「情報」の取り扱いについて注意しなければなりません。
身の回りの情報セキュリティが十分かこの機会に見直してみてください!