ウクライナの件から学ぶサイバー攻撃対策

ウクライナの件から学ぶサイバー攻撃対策

こんな風に記事を書けるのも、今日で最後かもしれません。
大げさではありますが、無い話ではありません。

今、世界は大変なことになっています。
まずはニュースを見てみましょう。

日本にっぽん会社かいしゃもコンピューターのサイバー攻撃こうげきをつけて」
https://www3.nhk.or.jp/news/easy/k10013498331000/k10013498331000.html
この上なくやさしい文章なので是非読んでみてください。

「ウクライナでサイバー攻撃があった」
「日本も攻撃を受けるかもしれない」

IT業界の端くれとしては見逃せない内容です。
少しだけ掘り下げてみましょう。

「ウクライナでサイバー攻撃があった」

サイバー攻撃とは、ネットワークを通じて行う悪いことです。
あらゆる手を使ってシステムに侵入して、
データを破壊したり盗んだりするのです。
上のニュースで書かれている内容は、
サイバー攻撃の中でも、DDoS攻撃と呼ばれます。
(乗っ取った大量の機器でアクセスして、サーバへ大きな負荷をかける攻撃です。)
その他にも様々なサイバー攻撃をウクライナは受けているようです。

そもそもなぜサイバー攻撃をするのでしょうか?
サイバー攻撃を受けると様々な活動に支障が出ます。
戦争などでは情報を盗むことで有利になったりもします。
特に怪しまれているロシアは最もサイバー攻撃をしている国と言われていて、
ウクライナは過去にも攻撃の標的になっているそうです。
その動機は政治的な理由とのことで、
国同士の関係は社会科が好きそうな友人に聞いてみてください。

「日本も攻撃を受けるかもしれない」

日本も他人事ではありませんよ。
ロシアへの経済制裁を発表したことで、
バッチリと敵アピールをしてしまいました。
なぜそんなことをしたのかは社会科が好きそうな(以下略

前述の通りロシアはサイバー攻撃が大好きなので、
敵アピールをした日本にも攻撃してくるかもしれません。
ウクライナでは多くのコンピュータが被害にあっているので、
日本でも重要なシステム以外にも被害が及ぶ可能性は十分にあります。
だから注意を呼び掛けた、というニュースですね。

我々にできること

ウェブサイトを管理している方向けにはなりますが…
国を跨いだサイバー攻撃の対策として、
国外からのアクセスを禁止することが挙げられます。
利用しているサービスやサーバによって変わりますので、
一度設定内容を確認することをおすすめします。

後はいつもの地道な注意を徹底することになります。
不審なメールやファイルは触らずに報連相。
パスワードは複雑なものにする。
聞き飽きたくらい聞いたかと思いますが、
それだけ強力な手法なのです。

まとめ

今の世界はネットワークの上に成り立っています。
その地盤がサイバー攻撃によって崩されそうになっています。
もしもの時に落ち着けるように、
せめてこの騒ぎが落ち着くまでは、
情報に敏感になってみてはいかがでしょうか?