エンジニア特有の「勉強のコツ」(技術編)

エンジニア特有の「勉強のコツ」(技術編)

以前はIT知識を身に着けるにあたってのアドバイスをしました。
今回は技術編です。
知識と技術、両方揃って初めて成果に繋がります。
この記事が効率良く技術力を高める助けになれたら嬉しいです。

「技術力」とは?

あくまで私の捉え方ですが、
「技術力」とは、「目的を達成する力」という意味でこの記事では書いていきます。
技術と聞いてパッと思いつくのはコーディング等の何かの作業かと思います。
ですが、素早く調査をしたり、理解しやすい文章を書くことだって技術です。
つまりこの記事では、「こういう心構えでいればデキるエンジニアになれるんじゃね?
というアドバイスが出来たらと思います。

アドバイス①:まずは浅く広く触る。

プログラミング言語にはたくさん種類があります。
データベースも、テキストエディタも、解凍ソフトですらいくつも類似品があります。
「一旦Pythonをマスターしてから他の言語を勉強しよう」というのも悪くないですが、
私は「浅くていいから広く触る」のを強くおすすめします。

一番大きな理由としては、「差異から学べる事が多いから」です。
Pythonも、VB.NETも、Javaも、文法や書き方は大きく違います。
それでも一部は似た部分があったり、概念的な部分が同じだったりします。
同じようなものをいくつか触っておくことで、
「ここは共通の内容だ」「これはこの言語特有の話だ」などと切り分けが出来てきます。
これを続けていくと「勘」が育っていき、新しいものに触れることに抵抗がなくなり、
習得のスピードも速くなります。
初めの1,2個は学習に苦戦するかと思いますので、自学で頑張るんだと変な意地を張らずに
経験者に聞きまくったり、学習サービスを利用したりしてサクサク進めましょう。

アドバイス②:とことん検索しまくる。

コーディングでも調査でも、調べることからは逃れられません。
それどころか作業スピードは検索の上手さに依存すると言っても過言では無いとすら思います。
ありがたいことに、IT系の技術的なことは大体検索すれば見つかるため、
その技術に素早くアクセスできる「検索のプロ」を目指すべきです。
すぐ検索する癖を付けて、とにかくたくさん検索してコツを掴みましょう。

アドバイス③:正確な言葉で説明する。

実際に説明をする時だけでなく、やっている作業やそれをする理由などを、
正しい用語で丁寧に説明できるようにしましょう。
「なんか」や「これ」といったフワッとした言葉は禁止です。
自分の理解が曖昧な部分に気が付けますし、状況を常に整理できます。
言語化する癖が付いてくると検索や質問の質が上がり、
知りたい情報に素早く辿り着く助けにもなるので、キツいですが効果アリです。

まとめ

技術的な部分は細かい学習ポイントが多いです。
(コードのインデントやツールの操作テクニックなど)
①でも書きましたが、経験者や学習サービスの助けが無いと
これらに自力で全て気付くのはほぼ不可能ですので、学習難度は跳ね上がります。
ガンガン人を頼って、効率良く技術力を上げていきましょう。