様々な拡張子について

様々な拡張子について

業務を行う上で意識しなければいけないが見落としがちなものに拡張子があると思います。
自分自身エクセルファイルを扱う際に「xlsx」と「xlsm」の違いを見落としていたりしました。
この2つの違いでなにが起きるかという事もあわせて拡張子の意識について書いていこう思います。

●拡張子とは

拡張子とはファイルの種類を識別するために使われる、ファイル名の次に付加されているピリオド(ドット)に続く英数字1~4文字の部分のことです。
例えば「testfile.txt」という名前のテキストファイルは「.txt」の部分が拡張子となります。

代表的なものではExcelで使用される「.xlsx」やWordで使用される「.docx」、ワードパッドやメモ帳などで使用される「.txt」などがあります。

●拡張子が違うとどうなるか

拡張子が違うとファイルは開けなくなったり破損する可能性もあるあります。
なぜ拡張子が違うとファイルが開けなくなるのか、それはコンピュータ側がまず拡張子を見てファイルを開くのに必要なプログラムを起動しているからです。

例えば「.xlsx」という拡張子がついていてコンピュータがエクセルを起動したら中身は本来「.mp3」で起動されるべき音声ファイルだった場合、起動も出来ず無理に動かそうとし元のファイルを破損させてします危険性があります。

また最初にお話していた「.xlsx」と「.xlsm」ですが同じエクセルファイルでも下のような違いがあります。
「.xlsx」 Excel2007以降のExcelファイル(マクロなし)に付く拡張子
「.xlsm」 Excel2007以降のExcelファイル(マクロ付き)に付く拡張子

このように保存の際や名前変更の際に間違えると正常に動作しなかったり、拡張子を戻しても元のファイルが破損していたりと大変なことになったりします。

Windowsのエクスプローラーではデフォルト設定で拡張子が見えなかったりするため意識しないケースも増えてきていますがちょっとした油断がプログラムの正常動作を妨げる原因になることもあるので皆さん気を付けていきましょう!