NW機器のコマンド種類が多すぎる

NW機器のコマンド種類が多すぎる

タイトル通りスイッチやルーターアクセスポイントやファイアウォール、UTMといったNW機器ですが設定するにはGUI(Graphical User Interface)とCLI(Command Line Interface)にて操作します。
両方対応している機器もありますが機器によってはどちらか片方という機器もあります。

そして今回表題としているのがCLI(Command Line Interface)にて使用するコマンドが様々なオプションコマンドも含め種が多いのにも関わらずメーカーによって同じ動作をしたい場合でもコマンドが異なるという事です!!
実際にどんなコマンドがあるのか簡単な例を紹介していこうと思います。

●現在の設定を確認する

機器の今の設定を確認するためのコマンドですがこちらの代表的なコマンドは「show running-config」だと思います。
このコマンドも機器が変わると「show config」や「show xxx config xxx」また「show」だけ、といったように機器の設定確認コマンドだけでも多くの種類があります。

また、類似コマンドで「show startup-config」もありますがこれは「show running-config」は起動中の設定を表示するのに対して起動時に読み込む設定の違いです。

●設定を保存する

先ほど書いた「show show startup-config」ですが設定を保存するとこちらのconfigに変更が反映されます。
設定を保存して再起動しても問題ない様にするコマンドは「write memory」というコマンドを使用する機会が多いと思いますが他にも「save」「copy running-config startup-config」、「commit」など様々です。

さらにコマンドに困ったときに入力できる値を確認する方法ですら「?」を入力した時点でコマンド候補がでるもの、入力後ENTERを打つ必要があるもの「help」コマンドがある機器などもあります。

細かいコマンドを書き出すとキリがないくらい様々なコマンドがありますが、これは実際に触ってみないと覚えるのは難しいのではないかと思います。

まずは1つの機種になれると別の機器を触る際に設定を確認をする際に検索ワードとして「show running-config 機器名」などスムーズに検索できるようになっていくと思います。