以前の記事でもご紹介した、
レジストリエディタの話です。
今回はタイトルに記載の通り、
ロック解除時にメッセージを表示する方法をご紹介します。
※Windows11の内容です。
まずは結果から
想像してみてください。
あなたは朝起きてPCの電源を入れました。
そしてロックを解除しようとエンターキーを押すと……
(ロック画面はキャプチャが取れないためイメージ画像です。)
なんと今日のあなたの筋トレメニューが決まってしまいました。
こんな感じで自分好みのメッセージを表示させてみようってことです。
設定方法
※PCの重要な設定を扱う内容のため、試す際は自己責任でお願いします。
まずはレジストリエディタを開きます。
(開き方は記事上部のリンクから、以前の記事をご覧ください。)
そして以下の値を変更することでメッセージを表示できます。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\System
・legalnoticecaption
・legalnoticetext
変更した後はPC再起動で反映されます。
もうちょっと楽に設定したい
いちいちレジストリエディタをいじるのは面倒!
というわけでPowerShellで作ってみました。
ランダムな筋トレメニューを決めるスクリプトです。
# テキストファイルのパスを指定
$textFilePath = "C:\work\筋トレ.txt"
# テキストファイルの内容を読み込む
$lines = Get-Content -Path $textFilePath
# ランダムに1行を選ぶ
$randomLine = $lines | Get-Random
# レジストリキーのパスを指定
$regPath = "HKLM:\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\System"
# レジストリキーの値を設定
Set-ItemProperty -Path $regPath -Name "legalnoticetext" -Value $randomLine
# 処理完了メッセージ
Write-Output "レジストリキー legalnoticetext にランダムなメッセージを設定しました: $randomLine"
こんな感じで書いてあげると変更できます。
これを定時実行させると面白そうです。
まとめ
もっと上手な活用方法が思いついたら試してみてください。
レジストリエディタ、まだまだ遊べそうです。
ただし念のためレジストリのバックアップを取っておきましょうね。