AIパワーで快適プログラミング!コードエディタ「Cursor」がスゴい!

AIパワーで快適プログラミング!コードエディタ「Cursor」がスゴい!

技術の進歩によって生活や仕事はガラッと変わります。
今もまた、その時かもしれません。
今回はコードエディタ「Cursor」をご紹介します。

「Cursor」とは?

Cursorはコードエディタの1つです。
コードエディタとはコード編集に特化したテキストエディタのことで、
文法チェック等のプログラミングで使える便利機能が詰め込まれています。
Cursorは「Visual Studio Code」というコードエディタを
フォーク(あるバージョンで分岐して作成)しているものなので、
VSCodeを使い慣れている人ならすんなり使えるようになるかと思います。
VSCodeとの違いはAIを搭載している点で、
便利機能の中でも特にスゴいと感じたものをご紹介します。

何ができる?

・コードを書いてくれる
もうヤバい。
ChatGPT内蔵で、チャット形式で作ってほしいコードを日本語で書き込むと、
その内容のコードを表示してくれます。
例えば「pythonで” hello world”を出力するコードを作成して」とか
「javaでFizzBuzzプログラムを作成して」とかを書き込むと
1分も経たずにコードが表示されます。

・コードの内容を解読してくれる
これも素晴らしい。
忘れるほど昔に書いたコードや他人が書いたコードは読むのが大変ですが、
Cursorに「このコードの内容を教えて」と聞くだけで
どんな動作をするのかを日本語で説明してくれます。
また処理内容を解読してくれるので、コード内にエラーがあるかを聞くと
文法エラーはもちろん、処理の懸念点やその修正案も教えてくれます。
至れり尽くせりですね。

・コードの変更案を出してくれる
エグい、エグすぎる。
コードのここをこうしてほしいと伝えると、その通りにしてくれます。
Cursorに作ってもらったFizzBuzzプログラムに
「7の倍数の時はああして」「下1桁が9の時はこうして」と変更したい内容を伝えると、
コードの変更案を表示され、あっという間に
私ルールの超複雑FizzBuzzプログラムが完成しました。

生活や仕事に与える影響は?

ここからは私の感想・意見です。
実際に使ってみて、翻訳サービスを使うくらいの気軽さで
プログラムを作成することができました。
つまり「とりあえず動くプログラムを作る」のは
ほとんどの人が出来てしまうことになります。
よってエンジニアに求められる仕事のレベルは高くなる
(正確には、低い仕事が少なくなる)かと思います。
また、要望をコードに落とし込むという工程をAIが肩代わりしているため、
同じ役割の詳細設計書よりもコード説明書のようなものの方が
必要とされるように感じます。
通例の製造方式から大きく変わっていくことも考えられますので、
柔軟に対応する力も必要になりそうですね。

まとめ

スキルを高めることも、柔軟性を高めることも、
タスクや時間に余裕が無いと叶いません。
仕事にゆとりを持つためにも、一足早くAIパワーを利用してみてはいかがでしょうか?