「ITパスポート」今の内に取るべきかも?

「ITパスポート試験」
名前からも分かる通りIT系の試験で、
IT系の資格の中でも「まずはコレ」な登竜門的な資格です。
そんなITパスポートですが、取るなら今の内かもしれません。
今回はそんな内容です。

ITパスポートとは?

有名ではありますが、一応おさらいとして……
ITパスポート試験はIPA(情報処理推進機構)により実施されている、
「ITを利活用するすべての社会人・これから社会人となる学生が備えておくべき、
ITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験」です。
上位資格として基本情報技術者試験や応用情報技術者試験などがありますが、
それらはIT系の仕事に就いている人向けのため試験内容はそれ相応に高度です。
ITパスポートはIT系以外の職種の人でも挑戦しやすい難易度で設定されており、
それでいてITの大事な知識が詰まっているというイメージです。
詳細はこちらをご確認ください。

なぜ今の内?

上のリンクから公開情報→統計情報と進むと、
過去の受験者数や合格者数などを見ることができます。
(「統計資料」のPDFが見やすいかと思います。)

それを見るに、ITパスポートの受験者数が年々増加していることが分かります。
世間のITへの関心が高まり続けていることの表れであり、
ゆくゆくは「なんで取ってないの?」と言われるような
必須知識のような扱いになる可能性もゼロではありません。

また合格率を見ると波があることも分かります。
一時期は4割強程と低い合格率の年もありましたが、
近年は約5割前後で落ち着いているようです。
とは言えIT系の試験は技術の進歩に合わせて内容が変わっていきますので、
試験が難化する可能性も考えられます。
資格取得をゴールとするのであれば今の内に挑戦するべきですね。

ちなみに…

統計として公開されている情報は合算だけでなく、
都道府県別、年齢別、職種別というのもあります。
例えば私の出身である青森県はITのイメージが個人的に弱かったのですが、
統計を見ると受験者数は増加傾向にあり、
ITへの関心は地域を問わず、全国的に高まっているということが分かります。

年齢別の受験者数を見ると20代前半が多いようです。
予想ではありますが、世間の関心が高まるのであれば受験者は低年齢化すると思われ、
ITパスポートは高校や中学の内に取っておくような資格になるのかもしれません。

まとめ

「年が変わり、何かに挑戦したい。」
「春までの期間でスキルアップしたい。」
そんな方にはITパスポートをオススメします。
ぜひ挑戦してみては?