デフォルトゲートウェイとは

デフォルトゲートウェイとは、自分がいる「ネットワークの出入口」と説明される場合も多いですが通信においての「どこに届ければ良いんだ?」といったときに取りあえず送る送り先として設定される宛先のことを指します、そのうえで詳しく説明をまとめてみます。

●そもそもゲートウェイとは

ゲートウェイとは「規格の違うネットワークを中継する機械」のことで身近なネットワーク機器では、無線LANルーターやブロードバンドルーターなどの「ルーター」もゲートウェイの一種です。

ゲートウェイとルータの違いは、ゲートウェイが異なる規格のネットワークを中継する機能そのもの、またはそのような機能を備えた危機全般を指すのに対し、ルーターは一般にネットワーク標準の OSI 参照モデルの第 3 層「ネットワーク層」を指すことです。 IP アドレスに基づいてデータを中継する機器です。

広い意味で、ゲートウェイには「中継ネットワークの機能」と「ネットワークを中継する装置」の2つの意味があります。ルーターとは「IPアドレスを基にネットワークを中継する装置」を指します。

●デフォルトゲートウェイとは

ゲートウェイの説明を先ほど書きましたがデフォルトゲートウェイとはそのままデフォルトのゲートウェイという事です。

ではデフォルトであることでどのような動きになるのかというのが重要です、例えば自宅で使用しているPCがインターネットに出ようとした場合家庭用のルーターなどからIPアドレスを貰いLAN内で通信している場合PCから見てインターネット上のサイトは直接確認することが出来ません。
そのように機器が自分から見えないところあてに通信をするときにデータをまず送る先、これが「デフォルトゲートウェイ」です。
DHCPで設定されている場合DHCPサーバーやルーターなどが宛先になっていることが多いですその場合は意識せずとも通信に影響は出ずらいですがIPアドレスを固定で設定する場合などはデフォルトゲートウェイもユーザー自身で設定しないと通信が行えないということになります。

意外とこの設定を聞きに忘れていたりPC、複合機などの端末に設定を入れ忘れて通信できない。といった事がおきます簡単だからこそしっかり設定から確認することが大切ですね。