「コピペ」ってよく考えるとすごい技術

コピーして、ペーストする。
PCでもスマホでも、
全く使用しない日が無いほど日常的な操作です。
そんなコピペはまるで魔法のようなものと思っているかもしれませんが、
よく見てみると意外な工夫がされている凄い技術です。
今回はコピペが何をしているのかを
もう少し詳しく知ろうという話です。

コピーしているもの

例えば文字列をコピーする時には、
ただ文字列情報だけを保持しているわけではありません。
文字色や太字などの情報も合わせて保持されています。
エクセルでのセルのコピーなんかをイメージすると
分かりやすいかもしれません。
それをペーストする訳ですが、
貼り付け先エクセルでもメモ帳でも
良い感じに貼り付けされますよね。
保持された情報から受け取る側が欲しい形で受け取るという
テクいことをしているのです。
ただアプリの相性等の都合で良い感じにペーストできないこともあるので、
その時はプレーンテキストのみ貼り付ける等工夫をしてあげましょう。

「クリップボードのデータを保持しますか?」

エクセルでシートの内容を丸ごとコピーしたりして、
エクセルを閉じようとすると表示されるメッセージですね。
「え?コピーしたから保持してるのでは?」
と違和感を覚えた人は多いかと思います。
これは遅延レンダリングという仕組みで、
コピー時は何をコピーしたかの情報だけ保持しておいて、
貼り付けを行うタイミングで実際のデータを用意するというものです。
そのためコピーは一瞬で終わるのに
ペースト処理に時間がかかるということが起こります。
この仕組みを理解するだけで
コピペに感じる違和感多くは無くなるのではと思います。

その他あれこれ

コピペは世界共通の仕様の元に作られているのではなく、
OS毎に同じような機能を用意しているだけに過ぎません。
過去のコピー履歴を呼び出したり、
別端末とコピー内容を共有したり等、
OS独自の便利機能もあるという点には注意です。

また、個人情報やパスワード等重要な内容がコピーされることが多いため、
Webサイトやアプリがクリップボードの内容を見ることには制限がかけられています。

見直してみると意外と小ネタ満載の機能ですね。

まとめ

当たり前に使っているものにこそ、
高度な技術が詰まっているというのはよくある話です。
時々身の回りの物に目を配り、
理解を深めてみることが大切ですね。