ネットワークの仕事をしていると当たり前のように使うIPアドレスですが、社内で勉強会などを行っているとIPアドレスとは?Pingとは?ということもありました、なので入門編として軽くまとめてみようと思うのでネットワークについて勉強しよう!という方に読んでいただければと思います。
●IPアドレスとは
IPアドレスとは、インターネットやLANなどのIPネットワークに接続されたコンピュータなどに割り振られる番号のことで、IPネットワーク上の住所または電話番号のようなもの。
コンピュータ内部では2進数で処理され、32ビットの整数値で表されます。
しかし、人には2進数はわかりにくいため、分かりやすくするために32ビットの整数値を8ビットずつ
4つに分割して10進数でIPアドレスを表します。
ー表記
8ビットずつ4つに分割して10進数で表すのは下記のように変換されます。
11000000101010000000001000000001
↓
11000000,10101000,00000010,00000001
↓
192, 168, 2, 1
現在このサイトで記事を読んでいるのもあなたの端末とこのサイトがIPアドレスによって通信が出来ているからなのです。
しかしIPアドレスのままではコンピュータは困りませんが我々人間は覚えてられません、そこで登場するのがURLです、これで人間でも覚えやすくアクセスがしやすくなりました。
URLとIPアドレスの変換を行うDNSなんてシステムもありますが詳しくは以前「DNSとDNSサーバとは?」という記事を掲載していますのでこちらも読んでいただければと思います。
●Pingとは
Ping(ピング)と呼びネットワーク上で特定のIPアドレスを持つ機器から応答があるかを調べるのに利用されます。
「Ping <対象>」で実行されます。試しに自身のPCから実行してみましょう。
上記の上で「Ping 8.8.8.8」で実行しているのはGoogleのDNSサーバになります、インターネットに出れているかを確認する際はまずここにPingが通るかを試すことが多いです。
下側の「Ping google.com」はIPアドレスではなくURLでも実行可能な例として打ちました。
ネットワークインフラに携わるとどの作業でも使うことに基本のキになるので覚えておきましょう。