スマートフォンが世の中に登場してから、
その進化はめざましいものがありました。
カメラの画質が上がり、
通信速度が速くなり、
バッテリーが長持ちになり……
毎年のように「新しくなった」と話題になってきましたが、
それらはどれもスマホの「中身」の進化でした。
そんな中、いよいよスマホの「形そのもの」が変わろうとしています。
それが折り畳みスマホです。
SamsungやGoogleがすでに製品を出しているこのジャンルに、
2026年秋にはついにAppleも参入する見込みが報じられています。
今回はそんな折り畳みスマホの特徴を見ていきたいと思います。
折り畳みスマホのメリット
折り畳むことのメリット。
それはコンパクトに持ち運べるという点です。
折り畳みスマホには大きく2つのタイプがあります。
縦に折るタイプ(フリップ型)と、
横に折るタイプ(フォールド型)です。
フリップ型はかつてのガラケーのように縦半分に折りたためるもので、
ポケットや小さなバッグにもすっぽり収まるコンパクトさが魅力です。
折りたたんだ状態で机に置けばスタンドにもなるので、
ハンズフリーでビデオ通話を楽しんだり、
三脚なしで動画を撮影したりすることもできます。
スマホをよりコンパクトに持ち運びたいという方向けですね。
フォールド型は開くと小型タブレットのような大画面になるタイプで、
動画や電子書籍を迫力ある画面で楽しめるほか、
2〜3つのアプリを同時に表示できるマルチタスクが得意です。
たとえば電車の中で地図を見ながらメモを取ったり、
動画を流しながらSNSをチェックしたりといった使い方が、
普通のスマホよりもずっとやりやすくなります。
スマホとタブレットの「1台2役」という表現がぴったりです。
ポケットに入れられるタブレットと言うと魅力が伝わるでしょうか?
折り畳みスマホのデメリット
便利な半面、折り畳みスマホには気になる点もいくつかあります。
まず価格の高さです。
通常のハイエンドスマホと同等かそれ以上は覚悟すべきです。
私が今狙っているフリップ型も17万弱と、
高性能なパソコンと同じくらいの値段で震えています笑
次に重さと厚みの問題があります。
当然ながらスマホを畳むとスマホ2枚分の厚さになりますし、
フォールド型はタブレットくらいの重量があります。
使い方・持ち運び方によっては負担がかかる場合があります。
また画面の折り目も気になるポイントです。
ディスプレイを物理的に折り曲げる以上、
開いた状態で真ん中にうっすらとシワのような折り目が残ります。
動画を全画面で楽しむときなどに目に入ることがあり、
気になる人は気になるでしょう。
見た目だけでなく故障の要因が増えているという意味で耐久面も不安ですので、
何年もずっと使い続けるというのは難しいかもしれません。
iPhoneや新製品に求められている課題
新製品が出る際に気になる点としては、
まずはやはり上記のデメリットですよね。
「面白そう!でも…」とブレーキになっていた部分が解消されれば
一気に折り畳みスマホユーザーが増えると思います。
これらの解消のために既存の性能を落としたり
バッテリー容量にしわ寄せしたりしていないかも注目ポイントです。
また、折り畳みスマホ全般に言える課題として、
アプリの対応状況もあります。
開く・畳むのそれぞれの画面を活かした表示をするには、
アプリ側がその画面サイズに最適化されている必要があり、
まだ一部のアプリでは表示が崩れたり全画面対応していなかったりするケースがあります。
アプリ製作者目線では単純なコスト増加になりますもんね。
ハード・ソフト両方の状況を調べながら購入を検討すべきでしょう。
まとめ
今までの常識が覆るような見た目の折り畳みスマホ。
なんだか新しい時代が始まったような気分でワクワクします。
エンジニア目線でもソフト面の需要増が見込めそうですので、
アンテナを張って動向を見守りたいですね。