UGC化したFortniteと例のビッグニュース

皆さんはFortniteをご存知でしょうか?
有名なゲームですので名前くらいは聞いたことがあるのではないかと思います。
そんなFortniteも今ではプラットフォーム化し、
先日のビッグニュースでさらに注目を浴びています。
今回はそんなFortniteの解説を中心に、
先日発表された内容について触れていきます。

Fortniteとは?

Fortniteは2017年にEpic Games社によって開発されました。
いわゆるTPS(Third Person Shooter)で、
日本語では三人称視点シューティングゲームと言われます。
当初はゾンビと戦う協力型サバイバルゲームでしたが、
バトルロイヤルモードの追加により人気に火が付いたので、
対人のオンラインゲームという認識の方が多いかと思います。
その後も機能追加が行われ人気も上がり、
特に自分でルール等の設定ができるクリエイティブモードの追加により
自由度の高い遊び方が出来るようになりました。
更にはUEFN(Unreal Editor for Fortnite)という
Fortnite向けのゲームエンジンが同社からリリースされたことで、
より高度で自由度の高いゲームを作成出来るようになりました。
これによりゲームの1つであったFortniteが、
ユーザー作成のゲームを発信する場、
UGC(User Generated Content)プラットフォーム化したのです。

UnityとEpic Gamesの提携について

米Unityは11月19日、同社の年次開発者会議「Unite」にて、
Unity製ゲームを米Epic Gamesが展開する「Fortnite」で
公開できるようにすると発表しました。

ゲームエンジンとして有名なものとして、
Unity社の「Unity」とEpic Games社の「Unreal Engine」があります。
(先述したUEFNの派生元)
両者は機能面や料金面等の様々な点で比較されながら長きに渡り競争してきました。
そんなバチバチだった両社がこの度提携を発表したのですからもちろん大盛り上がりという訳です。
協業ということで双方にメリットがあり、
Unityユーザーは巨大な市場であるFortnite上でゲームを配信出来る点、
Fortniteユーザーはコマース機能(複数プラットフォームで配信しているゲーム内での
商品販売がしやすくなる機能)が利用出来る点が特に有益であると思います。
ゲーム開発者としては良い流れですので、
これを機にゲーム作りにチャレンジしてみるのも良いですね。

まとめ

巨大な2社が動く壮大な話も、
始まりは対ゾンビのアクションゲーム開発でした。
全く予想出来ない夢のような話です。
「小さくても一歩ずつ進むことが大事」
これをFortniteからの学びとして、日々頑張っていきたいですね。