タイトルの通り「情報セキュリティ白書2025」についてのご紹介になります。
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は9月10日、「情報セキュリティ白書2025」のPDF版を公開しました。
下記に記載の独立行政法人情報処理推進機構(IPA)のサイトよりアンケートに回答することで無料ダウンロードできます。
https://www.ipa.go.jp/publish/wp-security/2025.html
構成は下記の様になっております。
目次・構成
- 序章 2024年度の情報セキュリティの概況
- 第1章 国内外のサイバー脅威の動向
- 1.1 2024年度に観測されたインシデント状況
- 1.2 インシデント事例や脆弱性・攻撃の動向と対策
- 第2章 最近のサイバー空間を巡る注目事象
- 2.1 AIセーフティ実現に向けた取り組み
- 2.2 偽・誤情報の脅威の動向
- 第3章 国内の政策及び取り組みの動向
- 3.1 国内のサイバーセキュリティ政策の状況
- 3.2 サイバーセキュリティ人材の現状と育成
- 3.3 製品・サービスの評価・認証制度・暗号技術の動向
- 3.4 組織・個人に向けたサイバーセキュリティ対策の普及活動
- 第4章 国際的な政策及び取り組みの動向
- 4.1 国際的なサイバーセキュリティ政策の状況
- 4.2 国際標準化活動
- 付録 資料・ツール
- 第20回 IPA「ひろげよう情報セキュリティコンクール」2024 受賞作品
- IPAの便利なツールとコンテンツ
「情報セキュリティ白書」はIPAが2008年から毎年発行しており、サイバーセキュリティに関する国内外の政策・取り組み、脅威の動向、インシデントの発生状況、被害実態などの定番トピックのほか、その年ならではの注目トピックを取り上げており、国内外の官民の各種データや資料を引用して各トピックを解説している。
2025年度版では、「一変する日常:支える仕組みを共に築こう」というサブタイトルで、地政学リスクに起因するサイバー攻撃や偽情報の拡散、サイバー攻撃・防御の双方でのAIの利用、能動的なサイバー防御を実施する体制の整備、システムの設計段階から脆弱性を除去し、攻撃を未然に防ぐための「セキュア・バイ・デザイン」に向けた取り組みなどが取り上げられています。
簡単なアンケートへの回答だけでPDF版の入手が出来ますのでぜひご一読いただき、サイバーセキュリティについての情報をアップデートしていきましょう。