エンジニアは「カードゲーム」上手そう

TCG(トレーディングカードゲーム)
カードを集めて山札を作り対戦するホビーです。
遊戯王やポケモン、マジックザギャザリングが歴史が長く有名ですね。
最近は100均でも売られていたり、ディズニーのTCGが出たりと
業界全体が大きく盛り上がっています。

そんなTCGは大会が開催されることも多く、
競技として真剣に取り組むことができる良い趣味だと私は思います。
そして、実はエンジニアとTCGは相性が良いのでは?と個人的に感じたため、
打ち込める趣味を探している方に是非TCGをご紹介したい!
というのが今回の記事の内容です。
(逆も然りで、TCGプレイヤーにはエンジニアの仕事がオススメですよ!)

エンジニアとTCGの共通点

考えてみるとこの2つは共通点が多くあります。

・論理的な思考が必要
TCGはルールがカッチリ決まっていてプレイした通りに状況が変化します。
操作した通りにしか動作しないコンピュータと扱いが似ていますね。
期待する状況にするためにはどのカードをどのタイミングで使うべきかを
論理的に理由付けしてプレイできる人は勝率が高いです。

・戦略の組み立て方がプログラミングに似ている
対戦で勝つために、戦略(=目的)を基に山札を作成します。
プログラミングで、目的の動作の為に変数を用意してDBから値を取得して計算して…
という処理が1枚1枚のカードになっているイメージが伝わりやすいかもしれません。
また、TCGは運要素が絡む上に対戦相手の状況次第で最適なプレイが変わるため、
何度もテストをして山札の内容やプレイをブラッシュアップする必要があります。
そうして出来上がった山札は一見ぐちゃぐちゃなカードの束に見える
というのもプログラミングに似ていますね。

・常に新鮮な情報を取り入れる必要がある
一度山札を作成したら終わりではなく、
新しいカードが発売されたり古いカードが使用できなくなったりと、
状況が目まぐるしく変化していきます。
その時の環境で最適な山札を考えて作成して大会に臨む、
というのがTCGの醍醐味のひとつです。
IT業界も技術の進歩や脆弱性の発見のような
最新の話題が仕事内容に直結しやすいため
情報収集は必要不可欠な仕事です。
それに抵抗が無いことはそれだけでTCGにおいても強みとなります。

・コミュニケーション第一
対戦をする以上、対戦相手が必要です。
対戦中はもちろん、対戦相手になってくれる人を探す必要もあるため、
思いやりを持ったコミュニケーションを心掛けることは非常に重要です。
これはどんな仕事においても大事なことですし、
エンジニアも例外ではありません。

まとめ

仕事と趣味の共通点を探すと、
なぜそれに惹かれるのかが分かったりして楽しいかもしれません。
もし興味が出たのなら、試しにTCGに触れてみてはいかがでしょうか?