「Unity」でゲーム制作を始めるまでの流れ

皆さんは「Unity」をご存知でしょうか?
ゲームエンジンの1つで、
名前だけは聞いたことがある方も多いと思います。
今回は「Unity」の紹介として、
簡単なゲームならサクッと作れるということをお伝えします。

「Unity」とは?

固く言うと、「Unity Technologiesが開発・販売している、IDEを内蔵するゲームエンジン」です。
簡単に言うと、「ゲーム作りのための色んなものが入ってるヤツ」です。
Unityはゲームエンジンの中でもかなり人気のもので、
他には「UnrealEngine4」「Cocos2d-x」なども有名です。
それぞれ強みや適したゲームが違っていて、
Unityは3Dゲームを得意分野としています。
と言っても2Dゲームも十分に作りこめるので、
よく分からない方はUnityから触り始めるのがオススメです。

「Unity」を触ってみよう

Unityは、商用利用する時にお金がかかる場合がありますが、
ゲームを作って遊んでみる分には無料で利用できます。
というわけで気軽にインストールしてしまいましょう。
(容量は10GほどあればOKです)

インストールが完了したら早速ゲームを作れるわけですが、
何からすればよいのかイマイチ分からないはずです。
そこで、公式から用意されているチュートリアルを進めましょう。
「玉転がしゲーム」を作りながら操作や流れを覚えることができます。
(9時間かかると書いていますが、PCを触るのも初めてなレベルでなければ
半分以下で終わると思います。私は休憩を挟みつつでも3時間弱でできました。)

チュートリアルの注意点

チュートリアルは概ね分かりやすいのですが、
いくつか気になる点があるのでお伝えします。

・チュートリアルのバージョンが古い
説明と実際の画面がリンクしていないことがよくあります。
項目の場所が違ったり、操作が違ったり、…
操作の意味をなんとか汲み取って進める必要があります。

・たまに分かる前提の手順がある
このチュートリアルでは1箇所だけ気になりましたが、
物体の作り方の前に「まず物体を作って…」という手順がありました。
私は雑にガンガン進めてみるタイプなので事なきを得ましたが、
丁寧に一歩ずつ進めたい方にとってはかなり深刻です。
チュートリアル中も分からないことは調べる心づもりで進めましょう。

・言語設定はページ下部にある
騒ぐほどではないとは思いますが、
個人的に探すのに時間がかかったので書いておきます。

少し触ってみた感想

無料ですしチュートリアルのボリュームも申し分無いですが、
やはり最新バージョンとリンクできていないのは気になりました。
その点は他サイトや書籍に沿って進めるのも良い選択かと思います。
その場合はバージョンや内容(2D or 3D)に注意して探してみましょう。

チュートリアルの文句が長くなりましたが、
始めて数時間で簡単なゲームが完成するくらいに便利機能が詰まっています。
「僕にはゲーム制作なんて無理だよ…」と思っている方にこそ、
Unityの凄さを体感して欲しいですね。