あなたは説明できる?VR・AR・MR・SR・DR・XRの違い

私の中での大きな話題の1つとして、「スマートグラス」があります。
特にApple社が開発中のものが近々発売されるやらまだまだ数年かかるやら色んな噂が流れていて、
私はそれらを聞き一喜一憂しながら待ち遠しく思っています。

そんなスマートグラスですが、ARグラスと呼ばれたりもしています。
このARとはなんでしょうか?
似た技術のVRやMR等との違いはなんでしょうか?
今回は「仮想空間を表現する技術」について内容や違いを見ていきましょう。

VR

「Virtual Reality」「人工現実」
現実とは違う仮想世界に入り込んだような空間が体験できます。
現実の内容は一切なく、現実:仮想の比率は0:10です。

AR

「Augmented Reality」「拡張現実」
現実世界に仮想の内容を足したような空間が体験できます。
現実世界ありきなので比率は8:2くらいでしょう。

MR

「Mixed Reality」「複合現実」
VR+現実のイメージで、仮想と現実を融合させた空間が体験できます。
ARと似ていますが、MRは仮想世界が主体のため4:6くらいのイメージです。

SR

「Substitutional Reality」「代替現実」
現実世界に仮想の情報を混ぜることで錯覚を起こす技術です。
例えば過去の街並みを混ぜることで、昔にタイムスリップしたかのような空間を体験できます。
ARと同じく現実主体ですが、錯覚するほど仮想情報が入っているので6:4くらいでしょうか。

DR

「Diminish Reality」「減損現実」
現実世界にあるものの一部を消して見えなくなった空間を体験できます。
現実から引き算しているので、8:0のようなイメージです。

XR

「X Reality」
仮想空間技術の総称です。
つまりVRやAR等をまとめてXRと呼び、例えばARは拡張現実を意味するXRの1つと言えます。

まとめ

抽象的で分かりにくいかもしれませんが、
どちらの世界が主体となっているかという部分に注目すると理解しやすいかと思います。
また大事なのは名前を覚えて終わりにせず、
関連する面白い話を逃さないようアンテナを張っておくことです。
特にこの分野は発展途上で、天才達が試行錯誤しているのを眺めるだけで
ワクワクするのでオススメですよ。